新橋演舞場で、久々の歌舞伎公演!
今日から九月大歌舞伎でのイヤホンガイドおススメポイントを紹介していきます☆
~今日のテーマ~
「新歌舞伎」って、イヤホンなくてもわかる?
昼の部最初の演目は『元禄忠臣蔵』「御浜御殿綱豊卿」。
『元禄忠臣蔵』は1940年に初演、作者は流麗な台詞で有名な真山青果です。
歌舞伎のジャンルとしては、「新歌舞伎」という部類に入ります。
明治時代後半から戦前にかけて作られ、西洋の演劇の影響を受け、細かい心理描写や高い文学性が特長です。
歌舞伎のジャンルとしては、「新歌舞伎」という部類に入ります。
明治時代後半から戦前にかけて作られ、西洋の演劇の影響を受け、細かい心理描写や高い文学性が特長です。
「1940年の作品なら言葉がわかりやすくて、イヤホンいらないかも…」
「忠臣蔵なら有名だから、説明なくてもわかるかも…」
と、お思いかもしれませんが、
この『元禄忠臣蔵』、登場人物も物語も、よく上演される『仮名手本忠臣蔵』とはだいぶ違います。
ちなみに、主役の「綱豊卿」、どんな人物かご存知でしょうか??
…実はこの綱豊さん、後に徳川幕府六代目の将軍「徳川家宣」となる人なのですよ~
また、この『元禄忠臣蔵』は、史実に近い描き方をしていることでも有名。
五代目将軍綱吉の治世、次期将軍の綱豊さんをとりまく政治情勢も気になります。
では、綱豊さんがどんな人だったのかは
…イヤホンガイドの解説を聴いてくださいね♪
せりふが現代語に近いといえども、時代背景や人物関係が史実に近く、なかなか難しいのが「新歌舞伎」の時代劇。
イヤホンガイドを聴いていれば、物語の最初から「あれは誰?」「何が起こっているの?」がすっきり解決。
わかりやすくお芝居を楽しめますよ!
明日も、引き続き昼の部の演目のおススメポイントを紹介していきます。
お楽しみに!
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